クシモトカンアオイ

カンアオイ種群

学名 : 無し (Asarum  kushimotoense)

花期 : 11月下旬~2月上旬

分布 : 和歌山県南部、混合林、固有

 

 

 多年生草本、根茎は短い、節間長さ5mm~7mm。

 葉は狭ハート形、長さ/幅比率 1.648、長さ56~89mm、幅 42~54mm、厚さ平均0.476mm、葉の縁は普通平ら、基部は開くか又は重なる。先端は少し尖る。上面は緑色から暗緑色、下り藤模様か無地、白点を伴うものもある、光沢なし、葉脈は少し没入、葉表面と葉の縁にまばらに多細胞の繊毛あり、長さ0.166~0.281mm、葉裏は青白い緑色、無毛、葉脈はやや隆起する。開花時の新葉下面の主脈には多数の繊毛あり。葉柄はふつう暗茶色、長さ2.7mm~9.1mm、基部の直径平均1.979mm、まばらに多細胞の繊毛あり、長さ0.334mm~0.631mm。

 花はふつう赤桃色、薄い赤桃色から紫を帯びた赤桃色、単一花、腋生、地面に傾状; 花柄は長さ2.00mm~10.921mm;萼筒は水差形(先細りの筒形)、長さ/幅比率 1.274倍、長さ7.291mm~16.24mm、平均12.393mm、幅7.886mm~11.47mm、平均9.729mm、萼筒頸部は細くなる、頸/幅比率 0.755倍、口環を伴う、幅0.65mm~2.872mm、水平から斜め下方に張り出す、口環角度は平均48.388°、表面に単細胞の繊毛あり、開口部は狭い、直径の平均2.446mm、開口/筒幅比率 0.251倍、萼筒外面は花色と同じ、薄いピンク色の地に赤紫の細点あり、無毛、萼筒内表面は乳白色色の地に乳白色で格子状の縦と横の隆起を伴う。縦隆起は9~18、平均11.615、横隆起は4~8、隆起に単細胞の腺毛あり、隆起高さ平均0.51mm、萼筒の厚さ平均0.398mm。 縁に三裂片、萼裂片は斜めに広がる、三角形から広三角形、長さ/幅比率 1.146、長さ 6.714mm~18.9mm、平均11.953mm、幅8.32~13.93mm、平均10.429mm、平ら、先端は尖る。上面の全面に単細胞の毛状体(腺毛)を伴う、下面は無毛、萼裂片は萼筒よりわずかに短い、平均0.965倍。

 雄蕊は12、6で二つの輪に、基部で離生、無柄、葯は外向きでわずかに湾曲、内輪の長さ1.68mm~3.088mm、平均2.34mm、外輪の長さ1.592mm~2.613mm、平均2.085mm、葯結合部に短い鈍頭の突起あり、花柱は6個、離生、直立、垂直化または中心に向かって傾斜、先端に短い角状の突起物をもつ、長さ0.328mm~1.115mm、平均0.642mm、V字形の刻み目あり、突起の先端は普通に二裂しない、まれにわずかに二裂するものもある、開口部から出ない、花柱/筒高の割合 0.642、雌雄蕊の長さは筒の半分程度、柱頭は楕円形、長さ/幅割合 1.329、長さ平均0.794mm、外向き、垂直、子房は中位、胚珠の1室平均数 4.462個。

 

 

 

 

花

葉模様